日本では、ファイザーが作った新しいコロナウイルスのワクチンを病院で働く人に注射しています。ファイザーのワクチンは、1つの入れ物に7回注射できる量が入っています。しかし、普通の注射器は中に液体が残るため、注射できるのは5回だけです。
京都府にある宇治徳洲会病院は、糖尿病の人のための注射器を使ってワクチンを注射しています。この注射器は中に液体がほとんど残らないため、7回注射できます。この注射器は針が短いので、病院はワクチンを受ける人の腕を調べて、針が筋肉に届く人にだけ使っています。
ワクチンの専門家は「いちばん大切なのは、ワクチンを正しく筋肉に注射することです。そして7回注射できるやり方を考えるのはいいことです」と言っています。