産業能率大学は、来年2月に新しいやり方の入学試験を行うことにしました。
試験ではまず、日本の県や町などで、将来どんな問題が起こるかが書いてある文章を読みます。そして、どうやってその問題をなくしたらいいか、スマートフォンやパソコンを使って情報を集めて、レポートを書きます。大学は、試験を受ける人が外にいる人にメールなどで試験の問題を送ったりしないように、チェックする人を多くします。
大学の人は「今の社会では、知らないことはスマートフォンなどで調べることが普通になっています。知識を覚えるだけではなくて、知識を使って未来をつくることができる学生を育てたいです」と話しています。
大学によると、スマートフォンなどを使うことができる入学試験は日本では初めてです。