文部科学省によると、2020年度に学校を30日以上休んだ小学生と中学生は19万6127人でした。前の年度から1万5000人ぐらい増えて、今まででいちばん多くなりました。
休んでいる子どもの割合は、最近の10年で小学生は3倍に増えました。中学生は1.5倍に増えました。
学校を休んでいる理由は「学校に行く元気がない、不安だ」が47%でいちばん多くなりました。次に「生活の時間が決まっていないなど」が12%でした。
学校を休んでいる子どもたちの世話をしているNPOの人は「新型コロナウイルスの問題で、友だちと一緒の給食や行事がなくなって学校に行きたくないという子どもが増えています。助けてほしいと思っている子どもに気が付くことが大事です」と話しています。