オーストラリアの研究所は、物に付いた新しいコロナウイルスが、湿度50%の暗い所で、どのくらいの間うつる力があるか調べました。
温度が20℃の場合、お札やガラスではいちばん短くて28日の間、うつる力がありました。温度を30℃にすると、お札では21日、ステンレスやガラスでは7日、綿では3日になりました。温度を40℃にすると、お札やガラスなどでは24時間、綿では16時間になりました。
研究所は「紫外線や太陽の光をなくして、温度を変えて調べました。温度が低いほうが、ウイルスがうつる力は長く続くことがわかりました」と言っています。
研究所は、ウイルスがうつらないようにするためには、手をよく洗うことなどが大切だと言っています。