東日本大震災から10年が過ぎた11日、フィギュアスケートの羽生結弦選手がコメントを出しました。
羽生選手は震災のとき宮城県仙台市に住んでいました。家が壊れたため、しばらく避難所で生活しました。そして、震災の被害があった所に行って子どもたちと交流してきました。
コメントの中で羽生選手は「10年も過ぎたのかという気持ちと、確かに過ぎたという気持ちがあります。みなさんと交流したことや、笑顔や悩みや苦しみを感じたことは、心の中の宝物です」と書いています。
羽生選手は「簡単に言うことができない言葉ですが、自分はこの言葉が持つ意味をいちばん知っていると思います」と書いたあと、震災で大変だった人たちに「頑張ってください」という言葉を贈りました。