国の研究チームは、新型コロナウイルスのアストラゼネカのワクチンを1回受けたあと、体の具合がどうなったか調べました。8月から8つの場所の病院でワクチンを受けた179人に質問しました。
「体がだるい」と答えた人は66%、「頭が痛い」は51%、「37.5℃以上の熱が出た」は47%でした。
具合が悪くなった人が特に多いのは、ワクチンを受けた次の日でした。そして、若い人のほうが多かったです。
アストラゼネカのワクチンを受けたあとの具合について、国が調べた結果が出たのは初めてです。
国の研究チームは「ほかのワクチンでは2回目のほうが具合が悪くなることが多いですが、アストラゼネカのワクチンは1回目のほうが多いというデータがあります。これからも調べます」と話しています。