3日からとてもたくさんの雨が降って、13日までに熊本県などで72人が亡くなりました。これから15日朝まで、東北の北や北海道以外の所で強い雨が降る心配があります。
天気が専門の名古屋大学の坪木和久教授は、水分がとても多い空気が、南の海から日本の上に流れ続けていると言っています。
いつもの年は、日本の南の高気圧が強くなると、雨を降らせる梅雨前線が北に動いて、梅雨が終わります。
坪木教授は「今週はまだ南の高気圧が強くならないので、梅雨前線は動きそうにありません」と話しています。そして、「水分がとても多い空気も流れてきているので、しばらくは強い雨に気をつけてください」と言っています。