山形県と宮城県の間にある蔵王連峰は、冬は樹氷で有名です。樹氷は、日本海から吹く風の中の水蒸気が木の枝に付いて凍って、その氷が大きくなってできます。
蔵王の樹氷は高さが6mぐらいでとても大きいため「スノーモンスター」と言われています。今年は正月の頃に雪や強い風の日が続いて、樹氷がいつもの年より3週間ぐらい早く大きくなりました。山形県側では、山の高さが1500mぐらいのところからいちばん上までたくさんの樹氷が並んでいます。
スキー場ではスノーボードをする人などが、樹氷を楽しみながら滑っています。ロープウェイの会社によると、2月の終わりごろまで大きな樹氷を見ることができます。