厚生労働省は28日、新型コロナウイルスのワクチンについて専門家に意見を聞く会議を開きました。
会議では、アメリカでファイザーのワクチンを注射した人について調べた結果の報告がありました。2回目の注射をしてから5か月以上過ぎると、ウイルスがうつらない効果がどう変わるか調べました。16歳から44歳の人は、89%だった効果が39%に低くなりました。45歳から64歳の人は、87%だった効果が50%になりました。65歳以上の人は、80%だった効果が43%になりました。
会議に出た人はみんな、2回目が終わった全部の人に3回目の注射をしたほうがいいという意見になりました。
厚生労働省は、11月に会議を開いて3回目の注射をすることを決めます。計画では、12月に病院で働く人から、3回目の注射を始めます。