毎年春と夏に、兵庫県にある甲子園球場で高校生の野球の大会があります。しかし、今年は新しいコロナウイルスの問題で、春も夏も大会が中止になりました。
日本高校野球連盟は10日、8月に甲子園球場で春の大会の代わりの試合を行うと言いました。
大会に出ることが決まっていた32の高校が1回ずつ試合をします。会場には見る人を入れません。日本高校野球連盟は、選手の家族や試合に出ない選手たちは甲子園球場で試合を見ることができるようにすることも考えています。
日本高校野球連盟の八田英二会長は「新しい気持ちになって甲子園球場に来てください」と言っています。
福島県の磐城高校の岩間涼星選手は「感謝の気持ちを忘れないで、自分たちの力を全部出すことができるように頑張りましょう」とチームのみんなに言いました。