厚生労働省は毎年、０歳の子どもが平均で何歳まで生きるかを計算した平均寿命を発表しています。
去年の日本人の平均寿命は、女性が87.74歳、男性が81.64歳でした。おととしより女性は0.3歳、男性は0.22歳長くなって、今まででいちばん長くなりました。女性も男性も、東日本大震災で多くの人が亡くなった2011年のあと、9年続けて長くなっています。
世界と比べると、女性は香港の次の2番でした。男性は香港とスイスの次の3番でした。
去年は新しいコロナウイルスが原因でたくさんの人が亡くなりました。しかし、がんや心臓などの病気で亡くなる人の割合が低くなったため、平均寿命が長くなりました。厚生労働省は「これからも医療などが進んで、平均寿命が長くなりそうです」と言っています。
