NHKはITの会社と一緒に、携帯電話のデータを使って、緊急事態宣言が出た11の都と府と県で、どのくらいの人が出かけたか調べました。
16日の土曜日は、昼間も夜も、去年の春に緊急事態宣言が出たときの土曜日や日曜日より出かけた人がずっと増えました。去年の春と比べると、昼間は、福岡県の博多駅で6.2倍、大阪府の梅田駅で5.9倍になりました。夜は、東京都の銀座で7.6倍、栃木県の宇都宮駅で7.4倍、博多駅で7.1倍になりました。
西村大臣は「できるだけ出かけないようにしてください。そして、会社に行く人をいつもより70%少なくしてください。去年の春もお願いしたことで、緊急事態宣言を早くやめるためです」と言っています。