新しいコロナウイルスが広がって、事故や急な病気で救急車が来ても、どの病院に入るか決まらないことが増えています。
消防庁は、4回以上病院に連絡しても、病院が決まらなかったことがどのくらいあるか、東京や大きな市を毎週調べています。病院がなかなか決まらなかったことは、1月4日からの1週間に2707回ありました。12月の初めの2倍ぐらいに増えています。
東京では1384回あって、去年の同じときより740回以上増えました。横浜市では186回あって、100回ぐらい増えました。川崎市では51回あって、40回ぐらい増えました。13日に緊急事態宣言が出た大阪市や名古屋市でも増えています。
消防庁は、新しいコロナウイルスで病気になった人のために、病院のベッドをたくさん使っていることと関係があると考えています。このため、もっと早く病院が決まるように、厚生労働省などと協力すると言っています。