新しいコロナウイルスがうつった子どもが増えています。ウイルスがうつらないように学校はどうしたらいいか、25日の国の専門家の会議で国立感染症研究所が話しました。
まず学校は、体の具合が悪い子どもが家で休んでいるかチェックします。学校の先生は、特別な理由がない場合はできるだけワクチンを受けます。そして、運動会や文化祭は人が集まりやすいため、中止するか、予定を変えてあとで行います。部活動の試合などで別の県に行く場合は、行く前にウイルスの検査をします。
国立感染症研究所の脇田隆字所長は「幼稚園から大学まで、子どもの年齢が違うと、学校がしなければならないことも違います。会議で話したことを参考にして、ウイルスがうつらないようにしっかり気をつけてください」と話しました。