東京の新宿区にある日本語学校には、中国人の留学生が約40人います。新しいコロナウイルスがうつらないように、学校は3月から休みになっています。13日に行う予定だった卒業式は中止になりました。入学式は予定の4月8日より遅くすることを決めています。
日本の政府は9日から、ウイルスがうつっている人が多い中国と韓国から日本に来た人は、家やホテルに2週間いてもらうことにしました。
政府はビザの決まりも厳しくしました。このためこの学校では、4月に入学する予定の約30人の中国人の留学生が、日本にいつ来ることができるかわからなくなりました。
学校の校長は「しかたがないことだと思いますが、これからの予定がどうなるかわからないので心配です。留学生が安心して入学できるようになるまで待つだけです」と話していました。