東京パラリンピックで9月2日、テコンドー女子49kg級の試合にアフガニスタンのザキア・フダダディ選手が出ました。フダダディ選手は22歳で、生まれたときから腕に障害があります。
アフガニスタンでは政府がなくなって、東京パラリンピックに選手が出ることができないと言っていました。フダダディ選手はインターネットで「アフガニスタンの女性が大会に出る権利をなくさないでください」と言っていました。そのあと、選手は国を出て、フランスから飛行機で日本に来ることができました。
白いベールをかぶったフダダディ選手は、最初にウズベキスタンの選手と試合をして、負けました。次の試合では、途中までウクライナの選手に勝っていましたが、負けてしまいました。
フダダディ選手は、パラリンピックに出たアフガニスタンの2人目の女性になりました。