外国人が法律に違反したりして、日本から出るように言われても出ない場合、施設に入ることになっています。外国人がこの施設に長い間入っていることが問題になっています。
このため、政府は出入国管理法などの法律を変える案を作りました。案では、外国人が逃げる可能性が低い場合などは、施設に入らないで家族などと生活できます。外国人が自分のお金で国に帰った場合、今は5年の間日本に来ることができませんが、1年あとには来ることができるようにします。
野党の一部も法律の案を作りました。案では、外国人が逃げる可能性があるときだけ、国は裁判所の許可をもらって施設に入れます。日本では、難民なのに難民と認めていない可能性があるため、委員会を作って難民かどうかしっかり調べるようにします。
今の国会で、この2つの案について話し合います。