孔子は、中国の思想家であり、哲学者です。
孔子は、とても貧しい家で育ちました。
17歳の時には、父も母もなくなり、一人で勉強を始めます。
中国の政治を立て直そうとしますが、残念ながら失敗します。
それからは、中国の国内を歩いて思想を語るようになります。
最終的には3,000人もの弟子がいたとも言われています。
孔子はそれほど多くの人の心をつかむ哲学者だったのです。
今でも孔子の教えは、多くの人の心を動かします。
例えばこちらの言葉です。
“之れを知る者は之れを好む者に如かず。 之れを好む者は之れを楽しむ者に如かず。“
ある物事を理解している人には知識があるが、好きな人には敵わない。 ある物事を好きな人は、楽しんでいる人には敵わない。
仕事に対して、「私はこの仕事に向いていないんじゃないかな」と悩んだことはありませんか。
孔子は、「知る」、「好きになる」、「楽しむ」ことの大切さを述べています。
「やらされている」と感じている物事は、いつまで経っても上達しません。
仕事を理解し、それを好きになると、より仕事がやりやすくなります。そして、それを楽しめるようになると、とても上達します。
好きなことを仕事にすることは難しいですが、孔子は、「自分の好きなものを仕事に選べば、一生働かなくてすむ」と言っています。
自分が好きなことは何なのか、それを仕事にするにはどうしたらいいのか、時間をかけて考えるべきです。
そして、それを仕事にしてお金を作ることができれば、とても幸せになれるのです。