トヨタ自動車は3月1日、日本にある14の工場を全部止めました。車の部品を作っている会社がサイバー攻撃を受けて、コンピューターにウイルスが入りました。このため、工場に届ける部品の数や時間のデータを送ることができなくなりました。
部品を作っている会社では、2月26日の夜、コンピューターにウイルスが入ったことがわかりました。会社を脅すメッセージも来ていました。このためトヨタとのネットワークを切って、警察などに相談しました。
トヨタ自動車は、一度止めた全部の工場を3月2日から動かす予定です。
専門家は「どんな会社でも、コンピューターにウイルスが入る危険があります。いつも新しいプログラムにして、ウイルスが入らないように気をつける必要があります」と話しています。