政府は21日、来年4月からの1年に、国が仕事をするための予算の案を決めました。全部で106兆6097億円で、今まででいちばん多くなりました。
お年寄りが増えているため、みんなの生活や健康のために使うお金が増えました。新しいコロナウイルスの問題に使うお金も増えています。
政府に入るお金の中で57兆円は税金です。足りないお金の中の43兆円は、国が国債という券を出して会社などに買ってもらうお金です。これは「借金」になります。国債は政府に入るお金の40%以上になりました。「借金」が増えて、財政が悪くなっています。
政府は、2022年の3月ごろには、経済がコロナウイルスが広がる前と同じぐらいに戻るだろうと考えています。しかし、コロナウイルスの問題が続いたら、税金で入るお金がもっと少なくなるかもしれません。