3年前の10月、神奈川県座間市のアパートで、若い9人の遺体が見つかる事件がありました。9人を殺した罪などで、30歳の被告の男の裁判が行われていました。
殺された人はインターネットのSNSに「死にたい」などと書いていました。このため、裁判では、9人が殺されてもいいと思っていたかが問題になりました。
15日、裁判所は「被告は9人に何も言わないで、突然 殺しました。9人は殺されてもいいとは思っていませんでした」と言いました。そして、「被告を死刑にします」と言いました。
裁判所は「被告は、悩んでいる女性をSNSで探しました。たくさんの人が利用するSNSを使って9人を殺したことは、とてもひどくて悪質です」と、理由を言いました。