北京オリンピックで15日、スピードスケートの女子団体パシュートの試合がありました。女子の団体パシュートは、チームの3人が縦に並んで6周滑ります。
日本はカナダと試合をして、高木美帆選手と姉の高木菜那選手、佐藤綾乃選手が出ました。
日本は、いちばん前の選手を交代しながら速く滑って、最後の1周までカナダに勝っていました。しかし、ゴールまであと少しの所で、いちばん後ろを滑っていた高木菜那選手が転びました。日本は銀メダルでした。4年前のオリンピックでは金メダルで、2回続けてメダルを取りました。
高木菜那選手は「最後に転ばなかったら、いちばんになったかもしれません。悔しいです」と泣きながら話しました。