国立成育医療研究センターは、去年4月までに新型コロナウイルスの病気で入院した人で、妊娠している女性について調べました。
妊娠している187人の中で、病気が重くなった人は約10%でした。同じぐらいの年齢で妊娠していない女性の場合は約5%でした。妊娠している女性のほうが病気が重くなりやすいことがわかりました。妊娠している女性の中では、妊娠してからの期間が長い人のほうが病気が重くなっていました。
妊娠している人は、家でウイルスがうつることが多くなっています。研究センターは「妊娠している人にウイルスがうつらないように、一緒に住んでいる人も気をつけてください」と話しています。