橋田壽賀子さんは1925年に生まれました。1949年に映画の会社に入って、脚本を書く仕事を始めました。会社をやめたあと、人気のテレビドラマの脚本をたくさん書きました。
橋田さんは1983年からNHKで放送したドラマ「おしん」の脚本も書きました。「おしん」は、明治から昭和の時代に強く生きた女性が主人公です。日本以外にも、アジアや中東やアフリカなど60以上の国などで放送して、世界で人気になりました。
1990年に始まった「渡る世間は鬼ばかり」というドラマは500回以上の長い間、放送が続きました。家族の悩みをテーマにしたドラマの代表になっています。
橋田文化財団によると、橋田さんは4日に急性リンパ腫という病気で亡くなりました。95歳でした。