モデルナの新しいコロナウイルスのワクチンの瓶に、1mmより小さい黒い粒が入っているのが見つかりました。今月の中旬から8つの会場で同じような物が入っているのが見つかっています。
黒い粒が入っていたのは、スペインの工場で作ったワクチンです。厚生労働省は26日、この工場で同じ時期に作ったワクチンを使うことをやめるように言いました。このため、このワクチンを使う予定だった会場では、予定していた人に注射することができなくなりました。
黒い粒は磁石を近づけると動くため、厚生労働省は金属のようだと言っています。
厚生労働省は、注射をやめている会場には新しいワクチンを送る予定です。このワクチンを注射した人については、安全などに問題はないと言っています。