新しいコロナウイルスにはいろいろな種類があって、今は「デルタ株」が広がっています。デルタ株は、最初に広がったウイルスより人にうつる力が強くなっています。
東京医科歯科大学のグループは、「デルタ株が変化してできた新しいデルタ株」が日本で初めて見つかったと発表しました。このような新しいデルタ株が見つかったという発表は世界で8回だけです。
日本で見つかった新しいデルタ株は、日本の中で変化したとグループは考えています。新しいデルタ株のうつる力についてはまだわかっていません。
グループは「ウイルスが広がると、日本の中でもどんどん変化する可能性があります。できるだけ広がらないようにすることが必要です」と話していました。