東京パラリンピックで9月1日、ボッチャの決勝戦に杉村英孝選手が出ました。
ボッチャは、体を動かすことに障害がある人のために作ったスポーツです。ボールを6個ずつ投げて、白いボールの近くに自分のボールを多く置いたほうが勝ちます。
杉村選手は障害が軽いクラスで、決勝戦はタイの選手と試合をしました。タイの選手は前のパラリンピックで金メダルを取っています。杉村選手は最初から最後まで白いボールの近くに正確に投げました。そして、5−0で勝って、金メダルを取りました。ボッチャで日本の選手が金メダルを取ったのは初めてです。
杉村選手は「体を強くすることや技術など、今までいろいろな努力をしました。大好きなボッチャを楽しむことができました」と話しました。