沖縄県那覇市にある首里城は、去年10月に火事で「正殿」などの建物が焼けました。政府は会議を開いて、今から6年後の2026年までに正殿を新しく建てる計画を決めました。
計画によると、今年から設計を行って、2022年には工事を始めます。火が出たことを知らせるためのいちばん新しい機械や、火を消すためのスプリンクラーをつけます。建物には日本のヒノキを使って、このほかに沖縄県に昔からある木もできるだけ使います。
政府の菅官房長官は「首里城は沖縄県の人がとても大切に思っているすばらしい建物です。首里城を新しく建てるために、沖縄県の人たちと一緒に頑張りたいと思います」と話しました。