世界で、働く人の人権を大事にしているかどうかが大きな問題になっています。中国の新疆ウイグル自治区では、ウイグル族の人たちを無理に働かせている疑いがあると言われています。
日本には、働きながら技術を習っている外国人の技能実習生がいます。経済産業省は「服の会社でたくさんの実習生が働いています。しかし、法律を守らないで、給料をとても安くしたり、長い時間働かせたりしている会社があります」と言いました。
そして、経済産業省は服の会社の団体に、服の材料を作っている工場などで人権の問題がないかチェックが必要だと言いました。そのために、国連のILOなどに相談して、人権を大事にするためのルールを決めるように言いました。