日本で生活する外国人のため、災害の情報など大事なことを役所が伝えるとき「やさしい日本語」を使うことが増えています。「やさしい日本語」は日本語に慣れていない人もわかるように、文を短くしたり難しい言葉を簡単にしたりします。
この「やさしい日本語」について、文化庁が初めて調査しました。1994人が答えました。
「やさしい日本語」で伝えていることを「知らない」と答えた人は68%でした。「知っている」と答えた人は30%でした。
大事なことをどうやって伝えたらいいかという質問では、「いろいろな国の言葉」がいちばん多くて58%でした。「やさしい日本語」という答えも46%ありました。
文化庁は「日本にいる外国人はいろいろな国から来ています。全部の外国語で伝えるのは難しいので、役所や会社に『やさしい日本語』を知らせていきたいと思います」と話しています。