新しいコロナウイルスの問題で、正月にふるさとに帰ることや旅行をやめる人が増えています。その代わりに、会うことができない家族や友達に、おせち料理やお歳暮を贈る人が増えています。おせち料理は正月に食べる料理で、お歳暮は、世話になった人などに12月にあげる贈り物です。
東京の銀座にあるデパートは、おせち料理を予約する人が多くなっています。予約の金額は去年の1.6倍ぐらいになっています。いろいろな所に送ることができる冷凍の料理や、1人1人分けてある料理の予約が増えています。
別のデパートでは、お歳暮の予約が去年より10%ぐらい、インターネットで買う人が50%ぐらい多くなっています。デパートの人は、贈り物だけではなくて、自分のためにお歳暮を買う人も増えていると話しています。