新しいコロナウイルスのワクチンを受けたあと、熱が出たり腕が痛くなったりする人がいます。熱や痛みは、注射を受けてから2日以内に出て、何日かで消えます。
厚生労働省は「必要なときは熱を下げる薬を飲んでください。熱が2日以上続いたりとても具合が悪くなったりしたら、病院に相談してください」と言っています。
ワクチンの専門家は「ワクチンが体に入ると、免疫がよく働くようになって、熱や痛みが出ることがあります。熱を下げる薬や痛みを止める薬を飲んでも、免疫の働きに問題はありません」と言っています。
アメリカのCDCは、ワクチンを受ける前に薬を飲むことはやめたほうがいいと言っています。