菅総理大臣は、日本では、地球の気温を上げるガスを2050年までにゼロにすると言っています。
このため経済産業省は、2035年ごろまでにガソリンだけで走る車を新しく売らないようにすることを、目標にしようとしています。新しく売る車は全部、電気を使う車にします。
経済産業省は、電気を使う車の中に、ガソリンと電気の両方で走る「ハイブリッド車」も入れようと考えています。日本の車の会社が特に、ハイブリッド車を作る高い技術を持っているためです。
経済産業省は、専門家の会議でこの目標について意見を聞いて、今月の終わりまでに日本の目標に決めたいと考えています。
世界では、イギリスやアメリカのカリフォルニア州、フランスなどが目標を決めて、ガソリンだけで走る車をなくそうとしています。