日本や中国、韓国、ASEANの国など15の国は、「RCEP」というルールを決めました。アジアや太平洋の周りの国が自由な貿易をするためのルールで、関税を低くしたりなくしたりします。
15日、15の国のトップがサインしました。15の国全部の人口とGDPは、世界の30%ぐらいになります。GDPは、国の中で生産した物やサービスを足した金額です。
日本が、1番多く貿易をしている中国と3番目の韓国と、このようなルールを決めるのは初めてです。自動車の部品や冷蔵庫などの工業製品は、日本から中国への輸出で86%、韓国への輸出で92%の品物の関税がなくなります。
インドはサインしませんでしたが、インドが参加したいと考えたときは話し合うことにします。