総務省の職員11人は、衛星放送などの仕事をしている東北新社の人と一緒に食事をして、お金を払っていませんでした。東北新社には菅総理大臣の息子が勤めています。息子が一緒に食事をしたこともありました。
食事は全部で37回で、職員が払わなかったお金は47万4000円でした。総務省は「11人は公務員の規則に違反していて問題があった」と言って、24日、11人の給料を減らすことなどを決めました。給料を減らすのは、地位が上の7人です。この中の2人はいちばん重くて、3か月、給料を20%減らします。
総理大臣の会見で司会をしている山田真貴子内閣広報官も、総務省の職員だったとき、東北新社の人と食事をして、お金を払っていませんでした。このため、山田内閣広報官は、1か月の給料の60%を返すことにしました。
総務省は、衛星放送の仕事で東北新社を特別にすることがなかったかどうか調べることにしています。