東京パラリンピックのために、タクシーの会社は車いすの人などみんなが利用しやすい「ユニバーサルデザインタクシー」を増やしました。2020年3月には、2万1700台に増えました。
国はこのタクシーを5年ぐらいで、全部の都道府県のタクシーの25%ぐらいにしたいと考えています。福祉タクシーも入れて、全部で9万台にする計画です。
車いすの人は、タクシーに乗せることができないと言われることがあります。タクシーに乗るときに運転手が手伝った場合、法律に違反して料金を高くする会社もあります。このため国は、理由がないのに車いすの人を乗せないことや、料金を高くすることをやめるように言っています。
これからは、会社や運転手の研修を増やしたり、新しい車を作ったりして、障害がある人がタクシーを利用しやすくする必要があります。