東南アジアでも、新しいコロナウイルスが広がっています。タイの電車の会社の人は、自分たちで作った歌と踊りで、みんなに「ウイルスに気をつけて」と伝えるビデオをインターネットに出しました。
ビデオでは「ほかの人の近くに行かないで」とか「手を洗って、マスクをして」などと歌いながら、駅のホームなどで踊っています。手を洗うような動きの踊りもあります。3月の初めには、バンコクにある駅でこの踊りをみんなに見せました。そして、駅に来た人に手を消毒する薬やマスクをあげて、ウイルスに気をつけようと言いました。
タイの役所の人は「みんなが楽しくなる踊りや歌を使うと、メッセージを伝えやすくなります。世界でこのようなやり方が増えるといいと思います」と話しています。