アフガニスタンでは、政府に反対するグループのタリバンとアメリカの軍が戦いを続けてきました。アメリカの軍がアフガニスタンから出ることを決めたあと、タリバンは支配する地域を広げました。
15日、タリバンは首都のカブールに入りました。ガニ大統領が国を出たため、政府の力はなくなりました。
カブールではタリバンの兵士たちが武器を持って、市民などを調べています。タリバンは「市民の命や財産、名誉を大切にする」と言っています。しかし、タリバンが昔のように市民を厳しく支配するかもしれないという心配があります。
カブールの空港では、国を出ようとする市民が飛行機の周りなどにたくさん集まっています。亡くなった人もいます。