熊本市の熊本城で、2016年の大きな地震で崩れた所を直す工事が行われています。
堀の中に落ちた石垣の石などを片付けるため、堀を空にしました。そして熊本市の職員50人ぐらいが水に入って、堀の中にいた魚を網で取りました。
熊本市によると、取ったギンブナとトウヨシノボリの108匹は、近くの川に放しました。外国から入ってきた生き物のオオクチバスやアメリカザリガニなど300匹ぐらいは、ほかの生き物に悪い影響があるため殺しました。
堀の石などを片付けるのは、2023年3月までに終わる予定です。熊本市の職員は「熊本城は石垣のほかにも直す所があります。市に住んでいる人たちにも見えるように工事をしていきたいと思います」と話しています。