東京オリンピックとパラリンピックの組織委員会と政府、東京都、IOC、IPCは21日、会場に入れる客の数について会議をしました。
新しいコロナウイルスの専門家のグループは、ウイルスを広げないためには客を入れないことがいいと言いました。この意見についても考えて会議をした結果、オリンピックでは席の半分以内で、いちばん多くて1万人まで客を入れることを決めました。
今行っている「まん延防止等重点措置」は7月11日までの予定です。しかし、そのあとに緊急事態宣言が出たり重点措置を行ったりする場合は、客を入れないことも考えます。
8月に始まるパラリンピックは、ウイルスの問題がこれからどうなるかわからないため、オリンピックの開会式の1週間前の7月16日までに決めることにしました。