災害のとき、AIが携帯電話が今どこにあるかという位置情報を使って、1人1人に避難が必要か知らせるシステムができました。研究所やITの会社などのAI防災協議会が作りました。
地震や大雨で山が崩れたり、川の水があふれたりする危険があるときに使います。
AIは、携帯電話の位置情報と、気象庁が出す雨などの情報、災害のとき危険になる場所がわかる「ハザードマップ」などを使って、そこにいる人が避難したほうがいいか考えます。避難が必要な場合は「LINE」というアプリで知らせます。近くの避難所も地図で知らせます。お年寄りやおなかに赤ちゃんがいる人には、ほかの人より早く知らせることができます。
協議会の人は「今いる場所の危険を知らせることはとても大切です。日本中でこのシステムを使うことができるように準備します」と話しています。