2011年10月にトルコの東側のワン県で大きな地震があって、600人以上が亡くなりました。NGOで働いていた宮崎淳さんは、被害があった人を助けていました。しかし、11月にまた地震があって、泊まっていたホテルが壊れて宮崎さんは亡くなりました。
ワン県では、宮崎さんに感謝して「ミヤザキ森林公園」という公園を作りました。公園には宮崎さんの像を置きました。
最初の地震から10年になった23日、公園ができたことをお祝いする式がありました。宮崎さんの母親は「10年が過ぎてもトルコの人たちが、息子のことを覚えていてくれてうれしいです」と気持ちを伝えました。
地震のときに宮崎さんに助けてもらった人は「この公園に来て、たくさんの人に宮崎さんのことを知ってほしいです」と話していました。