政府は23日の朝、新しいコロナウイルスの問題について専門家に意見を聞く会議を開きました。西村大臣は「大阪などでうつった人を調べると、変化したウイルスが80%以上でした。東京でも5月には、変化したウイルスがほとんどになりそうです。変化したウイルスはとてもうつりやすいので、今までより厳しい対策が必要です」と話しました。
そして、25日から5月11日まで、東京都と大阪府、兵庫県、京都府に緊急事態宣言を出したいと言いました。愛媛県にも「まん延防止等重点措置」を行って、宮城県と沖縄県で行っている「重点措置」を5月11日までに長くしたいと言いました。
専門家などが認めたため、政府は23日の夜、緊急事態宣言を出すことを発表します。宣言が出るのは3回目です。政府は、酒を出す店やデパートなどに休んでもらって、みんなに家にいてもらいたいと考えています。