新しいコロナウイルスがうつったあとなどに、体の血管に炎症が起こる「川崎病」のようになる子どもが日本にもいたことがわかりました。子どもの病気や川崎病が専門の2つの学会が発表しました。
ヨーロッパとアメリカではコロナウイルスが広がったあと、川崎病とは違う「小児多系統炎症性症候群」になって、下痢をしたり熱や発疹が出たりする子どもがいました。日本の子どもたちも、これと同じだと考えられています。
2つの学会は、子どもたちは治療でよくなっていて、心配しすぎることはないと言っています。そして、子どもや家族にコロナウイルスがうつった場合は、何週間か子どもの下痢や熱、発疹に気をつけてほしいと言っています。