10月から、育児休業の制度が変わりました。男性が子どもの世話をするために、仕事を休みやすくするためです。
「産後パパ育休」という制度が始まって、子どもが生まれてから8週間以内に、男性が4週間まで休むことができます。4週間を2回に分けることもできます。そのあと、子どもが1歳になるまでの間にも、育児休業を利用して2回まで休むことができます。
前の制度では、育児休業を利用できるのは普通1回で、多い場合でも2回でした。10月からは、4回まで休むことができるようになったので、夫婦で相談して、都合のいいときに利用できます。
厚生労働省によると、2021年度に育児休業を利用した男性は13.97%でした。国は、2025年までに30%にしたいと考えています。