今年5月、プロレスの選手の女性が亡くなりました。警察は、女性がインターネットのSNSに書いてあった悪口に悩んで、自殺したと考えています。
セーファーインターネット協会は6月の終わりに、SNSに悪口を書かれて悩んでいる人がウェブサイトで相談できるようにしました。始めてから2週間ぐらいで、280件の相談がありました。
協会が調べると、この中の44件は、誰の悪口かみんなにわかるように書いたり、うそを書いたりしていました。このため、協会はSNSの会社などに悪口を消すように言いました。会社などは14件の悪口を消しました。
協会は「悪口を書かれた人ではなくて協会が言ったほうが、悪口を消す会社が多いようです。この問題で悩んでいるたくさんの人に、協会に相談できることを知ってほしいです」と話しています。