厚生労働省は約5000の病院で、インフルエンザになった人が何人いるか調べています。9月20日までの1週間にインフルエンザになった人は4人でした。今はまだインフルエンザが広がる心配はほとんどありません。
しかし、国立感染症研究所によると、インフルエンザになる人は毎年11月か12月から多くなります。このためインフルエンザの人と、新しいコロナウイルスの病気の人が、同じときに多くなる心配があります。
国立感染症研究所の専門家は「インフルエンザはこれから増える心配があります。できるだけ早く、インフルエンザのワクチンを注射してください」と話しています。
神奈川県などでは、65歳以上の人はインフルエンザのワクチンの注射にお金がかからないようにします。住んでいる市や区、町、村に聞いてください。