エジプトにあるスエズ運河は、長さ１９０ｋmの運河で、１年に１万８０００以上の船が通ります。
スエズ運河で２３日、愛媛県の会社が持っている船が海の中の岩などにぶつかって、動くことができなくなりました。船は長さ４００ｍで２２万ｔあって、荷物を入れたコンテナを運びます。コンテナを運ぶ船の中では、いちばん大きいぐらいの船です。
この船が動くことができないため、ほかの船はスエズ運河を通ることができません。エジプトのスエズ運河庁は、ほかの船が通ることができるように船の向きを変えています。
事故のとき、強い風で周りがよく見えないぐらい砂が飛んでいました。スエズ運河庁は、事故の原因は天気が悪かったためだろうと言っています。
