日本の政府は17日、今年4月から6月までのGDPを発表しました。GDPは、国の中で生産した物やサービスを足した金額です。
4月から6月のGDPは、その前の3か月に比べて7.8%減りました。このまま続くと、1年で27.8%減ることになります。計算の方法が違うのでそのまま比べることはできませんが、記録がある1955年からでは、いちばん大きく減りました。
新しいコロナウイルスの問題で、レストランや旅行に行く人が少なくなって、個人が使うお金が8.2%減りました。外国でも経済が悪くなったため、輸出が18.5%減りました。
政府の西村大臣は「4月と5月に緊急事態宣言を出して経済を止めたので、悪い結果になりました。生活に困っている人を守ります」と話しています。
専門家は「8月からウイルスが広がっているので、経済はまた悪くなるかもしれません」と話しています。