東京オリンピックとパラリンピックでは、交通の案内などをするボランティアを最初の計画で4万8000人集めました。そして、11の都や市などはおととし、このボランティアのためのユニフォームを買いました。
ユニフォームはシャツや帽子、かばんなどがセットになっていて、全部で17億円以上でした。しかし、この中の1万300人のユニフォームを使っていないことがわかりました。大会を開くのが1年遅くなったことや、新しいコロナウイルスの問題などで、ボランティアがやめたためです。
市などは大会の組織委員会に、ユニフォームをむだにしないためにどうしたらいいか決めてほしいと言っています。